中小企業診断士として活動を始める際に必ず必要になる「名刺」。
お客さんや他の診断士と交流する時にあなたのことを覚えてもらうためにも名刺交換は必須です。
あなたがもし企業内診断士だったとしても、
会社の外で活動する際は会社の名前を借りるわけにはいきません。
今回は中小企業診断士として活動するための名刺を作成する際に大切な7つのポイントをまとめてみました。
目次
名刺を作成するメリット
名刺の一番のメリットは「自己紹介」としての役割ですね。
自分で
「わたし中小企業診断士なんですよ~~」
なんて言う機会ってあまり無いですよね。
せっかく取ったんだから相手に知ってほしいけどなかなか伝えられない。
そんなときに名刺に書いておけば自分から言わなくても主張してくれる!(笑)
半分冗談ですがこれってほんと大事。
初対面の人があなたに好印象を抱いてくれたとしましょう。
ちょうどあなたに頼みたい案件が出てきたときに名刺がないと、
知り合いをたどってあなたの連絡先を調べる必要がでてきます。
めんどくさがりの私なら途中で諦めて他の人に頼んじゃいます…(笑)
名刺交換さえしていれば連絡先がわからないというリスクはなくなりますし、
「あ、あの人中小企業診断士だったんだ!」
と後から信頼性も増すかもしれません。
また、上記よりはささいなメリットかもしれませんが、
名刺を作成したほうが責任感が増します。
名刺にはあなたの個人情報を載せることになりますよね。
個人情報を晒していない場合と比べてどうでしょうか?
緊張感がぜんぜん違いますよね。
名刺がない場合よりも、受けた仕事に対して責任をもって取り組めることでしょう。
とりあえず名刺を作ってみました
はい。
プリンターコンサルタント(?)とか写真についてつっこみたいことはたくさんあると思います。
ふざけた名刺ですが、中小企業診断士として活動する際に大切なポイントを意外とおさえているのがこの名刺です。
それでは1つづつポイントを確認していきましょう。
顔写真は非常に大事
名刺に顔写真を入れることでインパクトを与えることができますね。
目の前にあなた本人がいて、名刺にも顔写真があることでダブルで印象を植え付けることができます。
それに会話のネタにもなりますので、最初の商談がスムーズにいく可能性も上げられます。
相手が数週間後、数か月後に名刺を見直した時にあなたの顔をすぐに思い出せるのも強みですね。
また、あなたが名刺交換した相手が社内であなたの話をする際にも、
名刺に顔写真があれば社内でも顔を売ることができるでしょう。
これから売り出していく立場ならば「顔写真」は入れておくべきでしょう。
自分の得意領域をアピールしよう
「中小企業診断士って何ができるの?」
と聞かれて返事に困った経験はありませんか?
私は割と困ります。(笑)
中小企業診断士は幅広い知識を学習し取得する資格ですので、
税理士や社労士のようにできる仕事が決まっていません。
世間の人は中小企業診断士と言われてもどんな仕事ができるか良く知らないです。
ちなみに、中小企業診断士として個人で活動する人は
中小企業診断士の知識に加え何かしら強みを作って仕事をしている
人が多いです。
その「強み」を前面に押し出し、
強みを活かせる分野で活躍しております。
何が言いたいのかというと、
自分の「強み」に独自のコンサルタントっぽい名前をつけて、
名刺で全力でアピールしましょう。
今回は「プリンターコンサルタント」なんてふざけた名前をつけましたが、
良く見る肩書は
かんたん説明
「事業承継コンサルタント」
「企業再生コンサルタント」
「創業支援コンサルタント」
等でしょうか。
「強み」を前面に押し出しお客さんに売り込みましょう。
住所ではなく事務所と記載
名刺に所在地を記載することになると思いますが、
診断士として仕事をはじめたばかりだと、
「家=仕事場」ということも多いと思います。
それでも所在地を記載するときは「住所」ではなく「事務所」と表記しましょう。
どちらでも大きな違いはないかもしれません。
ですが受け手の印象は全然違いますよね?
特に受け取った相手が大企業の人間であればあるほど、
こういった些細な部分を気にしていますよ。
できれば固定電話も
固定電話なんてあまり使わなくなってきている現代社会。
でもまだまだ携帯電話だけだと信用力が弱いんですよね。
悪徳業者は固定電話を持っていないことが多いから印象が良くないんです。
また、名刺の作成を調べているあなたもまだそこまで業歴もありませんよね?
創業初期は信用を勝ち取るのが難しいということはご存じだと思います。
あまり固定電話を使う機会は多くないかもしれませんが、
できるだけ固定電話も取得することをおすすめします。
フリーメールアドレスは避けよう
これも固定電話と同じ理由ですね。
でもフリーメールは固定電話ナシよりもっと信用力はないですね。
注意ポイント
だってフリーメールなんていくらでも捨てられるし変えられちゃいますからね。
使っている本人はそんなつもりが全くなかったとしても、
相手はそう思いませんよね。
仕事と同じで「相手目線」で考えて動きましょう!
ホームページを持っていたらQRコードつけよう
あなたがホームページを持っていたらQRコードもつけましょう。
QRコードの作成は「QRコード 作成」検索しましょう。
めっちゃくちゃ簡単ですよ!
名刺交換した相手があなたに興味をもってくれたらGoogleやYahooで名前を検索するでしょう。
その手間を省いて情報を開示するのに便利なQRコードを付けてあげると親切ですね。
また、それほど興味がなくてもQRコードがあるからということでホームページを見てくれたらしめたものですね。
そこから仕事GETにつながるかもしれませんよ。
ちなみに、このQRコード実際につながるのでスキャンしてみて下さいね。(笑)
印象に残るロゴがあるとなお良い
あなたの得意領域のイメージと合うロゴがあるとなお良いですね。
仕事をはじめたばかりで、ロゴが威力を発揮することはないと思います。
ですが、記憶に残りやすいロゴを作成し、
お客さんの印象に残ることができれば、
次からかなり自分の売り込みが楽になりますよ。
ロゴは事務所や会社を設立してからでも良いと考える方もいますが、
ロゴとあなたのブランド力を積み上げていくためにも、
早めのロゴ作成を絶対におすすめします。
ちなみに、ちょうどいいロゴ画像(?)がプリンターしかなかったので今回はプリンターコンサルタントになってしまいました。(笑)
鋼の天然水の名刺業者比較ランキング
中小企業診断士として名刺を作成するにあたり、
安い・使いやすい等特徴がある業者さんを調べてみました。
ぜひ名刺を作成する際の参考としてください。
業界最安値の「プリスタ」
プリスタは業界最安値を謳っている名刺印刷屋業者です。
それに安いだけでなくお届けまでのスピードも早い!
大阪の企業なのですが、大阪市内でしたら当日のお届けも可能です。
テンプレートから選んで作成してもらうプランがメインですが、
そのテンプレートが600種類ありますので、
あなたがグッとくるデザインもきっと見つかることでしょう。
格安で顔写真もしっかり入れられる「名刺通販ドットコム」
名刺通販ドットコムではプリスタのようにテンプレートからの作成ももちろん可能ですが、
あなたが自身で用意したロゴやキャッチコピー、
事業内容等を上手く盛り込める「カスタム名刺」を作成することができます。
プリスタに比べ自由度が高く、あなたの色を出した名刺を作成することができるでしょう。
また、あなたの顔写真も入れることができます。
売り出し中の身ならば最低でもこのサービスは使って欲しいですね。
さらに、名刺だけでなく「実印」「シャチハタ」「スタンプ」等の、
開業にあたり必要になる一式を名刺通販ドットコムでは一斉に揃えることもできますよ。
自分好みに名刺をカスタマイズできて安い「ラクスル」
私が最もおすすめするのがこの「ラクスル」です。
ラクスルは最近よくテレビCMで見るようになった印刷業界のベンチャー企業です。
他の2社と圧倒的に違うのが、
名刺を自分の思った形にデザインして印刷できるという点です。
他の企業は必要な情報をテンプレートに当てはめているだけなので、
どうしてもどこかで見たことのあるデザインになってしまします。
ラクスルで名刺を作成すればそのようなことはまずありません。
国会議員は名刺に名前しか入れないなんて話を聞いたことありませんか?
それは知名度が圧倒的にあるからこそです。
これから知名度を上げていこうとしている段階なら、
少しでも印象に残るように工夫を重ねることが大切だと私は考えます。
ラクスルで名刺を作成する際は、
「イラストレーター」「ワード」「パワーポイント」のいずれかでデータを作成して入稿する形になります。
↓これがパワーポイントで作成する際の画面です
ラクスルのほうで作成専用のファイルを用意しているので、
それに合わせて作成する形ですね。
また、料金も非常に安いです。
↓がラクスルの料金表になります。
枚数を増やせば増やすほど単価が下がりますし、
納期に余裕を持たせることで、更に単価を下げることが可能です。
名刺はずっと同じものを使用しますし、
急いで名刺を作成する機会なんてそうありませんよね。
ちなみに私もラクスルで名刺を作成しました。
初回利用時は500円分のクーポンがもらえるので、
納期に余裕を持たせられれば「プリスタ」より単価を安くできるでしょう。
ちなみにQRコードは下記のサイトで作成しました。
QRコードを名刺に乗せたい方はぜひどうぞ。
おまけ:ロゴ作成を依頼するなら
ランサーズにて中小企業診断士の方がロゴ作成してくれるフリーランスを探していたのをたまたま見かけました。
↑の画像はそのスクショです。
企業に依頼すると金額が高めですこし敷居が高いイメージがあるかもしれません。
ランサーズならフリーランスの方に気軽に依頼をかけられます。
依頼をする前にそのフリーランサーの過去の実績も見れますし連絡もかわせるのでハズレをひく可能性も低いですよ。
ちなみに私もたまにここで副業を受けることもあります。
仕事を受けるor依頼することに興味があるならぜひ登録してのぞいてみてください。
おわりに
名刺作成のポイントはご理解いただけたでしょうか?
名刺はあなたの印象を左右するだけでなく、
ずっと相手の手元に残る大切なアイテムです。
せっかく名刺を作るのなら、あなたの良さが前面に出る「武器」となるものを作りましょうね!