中小企業診断士を取得するには

中小企業診断士試験の科目合格・科目免除に潜む罠

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中小企業診断士の1次試験には科目合格・科目免除があります。

上手く活用することで勉強時間を年単位で分散して合格に近づくことができるでしょう。

 

ただし、これらの制度は使い方を間違うと逆に1次試験の難易度を上げてしまう可能性もあります!

大切なのは試験の特徴を理解して戦略を立てることですよ。

 

中小企業診断士1次試験の特徴を理解して戦略を立てろ!

 

あなたは中小企業診断士1次試験の特徴をご存じでしょうか?

それは、

 

1次試験のポイント

1.毎年1次試験の合格率はほぼ一定になる

2.必ず1つ鬼難易度の地雷科目がある

 

の2点が特徴です。

 

毎年1次試験の合格率はほぼ一定

毎年中小企業診断士1次試験の合格率はほぼ一定で安定しています。

 

1次試験は複数の有識者が作成しています。

そして受験年度ごとに科目別の合格率は乱高下しています。

 

それにも関わらず、毎年1次試験の合格率はほぼ一定の割合です。

中小企業診断士協会のこの合格率の調整力は非常に神がかっていることで有名です。

 

毎年1つ鬼難易度(高難易度)の地雷科目がある

1次試験の戦略をたてるにあたり鬼難易度の科目が必ず1つあることは覚えておかないといけません。

このせいで、

 

注意ポイント

得意科目だと思っていた科目で悪夢のような低い得点になる可能性

 

がありえます。

これが今回の記事の要になってきます。

 

科目免除・科目合格を利用する際の基本戦略

 

中小企業診断士1次試験を1年で合格するつもりならば「鬼難易度の地雷科目」に足を引っ張られても他の6科目でカバーが可能です。

ただ、1年で7科目合格できなかった場合の翌年は注意が必要です。

 

例えばあなたが1年目に4つ科目合格をしたとしましょう。

翌年受ける科目は3科目ですね。

 

その受験する3科目に地雷科目が含まれていたらどうでしょうか…

地雷科目以外の他の2科目ではかなり挽回が厳しくなりますよね?

 

だからこそ、複数年使って1次試験通過を狙う際は戦略的な受験が必要になります。

 


科目合格・科目免除を利用した2度目の受験戦略

 

科目免除の基本的な知識ですが、科目合格した科目の前年度の点数は全く加味されません

100点で合格だろうがギリギリの60点で合格だろうが関係ありません。

受験する科目の平均得点が60点以上なら合格です。

 

こういった試験の性質を持つ1次試験の科目面免除を使った戦略は主に2種類です。

 

労力がかかっても確実に合格を取りにいく戦略

初年度に科目合格した科目はどちらかと言えば得意科目でしょう。

平均得点を60点以上にする必要がある診断士試験の特質上得意科目を使わないのは損です。

2度目の試験でもあえて受験して高得点を狙いましょう

 

もちろん、苦手だけどギリギリ科目合格できたものは免除しておいたほうが得ですね。

 

科目免除が認められている資格を持っている人も、あえて受験して高得点を狙っても良いでしょう。

免除を認められる資格のほうが中小企業診断士試験より圧倒的に難しいです。

せっかくの知識を活かさないのは損ですよ。

 

ギャンブルで合格を狙う戦略

鬼難易度の地雷科目は毎年1科目だけです。

受験する科目に地雷科目がないことを祈って受験するというギャンブル的な戦略もあります。

 

年に1回しかない中小企業診断士試験であまりギャンブルはしたくないと思いますが、上手くいけばかなり少ない労力で1次試験を通過できます。

 

1次試験の試験免除が2次試験に悪影響を与える可能性について

 

例えば、1年目に「財務・会計」を科目合格し、2年目で1次試験を通過し2次試験に挑戦する。

このようなパターンは2次試験に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

「財務会計」「企業経営理論」「運営管理」1次試験だけでなく2次試験の事例Ⅰ~Ⅳでも使う知識です。

これらの3科目を科目免除してしまうと、2次試験を前にして「去年のことは覚えていないよ…」なんてことになりかねせん。

 

「また診断士2次試験落ちた…」多年度受験生にありがちな3つの失敗

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科目合格・科目免除を使う場合の順番戦略

 

1番良いのは1回で420点をもぎ取り2次試験に挑むことです。

 

しかし、勉強を始めてから試験本番までの期間が半年以内の場合、科目免除を使い2回受験することで通過することを検討してもいいでしょう。

その場合、先に合格するべき科目は

 

ポイント

中小企業経営・政策

経済学・経済政策

経営法務

経営情報システム

 

が良いでしょう。

これら4科目には「ある共通点」があります。

それは、

2次試験で比較的使わない知識

という点です。

2次試験は

 

ポイント

事例 I 【組織(人事を含む)】

事例 II 【マーケティング・流通】

事例 III 【生産・技術】

事例 IV 【財務・会計】

 

となっています。

「財務会計」「企業経営理論」「運営管理」の3科目が2次試験で重視されています。

どうせ地雷科目がどれになるかわからないのですから、1次試験通過後にすんなりと2次試験対策を行えるように、2次試験に必要な科目のみを残しておくと効率的ですね。

難関と言われる2次試験に必要な科目ですから、運悪く地雷科目だったとしても問題なく合格点を取れるくらい勉強しておきたいですね。

 

終わりに

私は運良く1回で通過することができましたが、結果がでるまではビクビクしまくっていて、

どういった順番で科目合格すれば良いか?ということばかり考えていました。(笑)

 

しかし、それはあながち無駄な思考でもなかったのかもしれません。

あなたが科目合格や科目免除を活用するつもりでしたら本記事の情報を活かして戦略的に合格を目指してください。

 

戦略的に合格を目指すのなら科目の勉強順も大切です。

 

中小企業診断士試験を効率的・戦略的に勉強するための科目の順番と勉強法

中小企業診断士試験の過去問の使い方!一次・二次試験別に紹介

 



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